いうの
短歌5首による連作です。
岡野大嗣
2024.12.25
誰でも
mont-bellのダウンにいつもふくらんで冬があなたを思い出すとき
エンディングソングみたいな夕方を みたいだね って夜へ歩いた
映画にたとえて慰めようとしたことがきっと明日には恥ずかしくなる
自販機がしゃべりたそうな真夜中をこすれるデパートの包み紙
きみは光るスニーカーを履いている You know 死ぬとか今日だけは言わないで
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